千葉で無償提供する高齢者向け賃貸住宅とサービス

千葉県では今現在、全国の自治体が注目をするサービスを実施しています。それは高齢者向けの賃貸住宅とある支援サービスであり、どちら無償となっているのがポイントです。2021年現在、国内では約4000万人もの方々が75歳以上の高齢者となりました。これからは年間で10万人以上の増加を見込んでおり、介護支援法に基づいた手厚いサポートが必要なこともあげられます。

昨今は結婚をしていない方々も多く、高齢で一人暮らしだと不安を抱かれる方も多いもの。そこで千葉県では一人暮らしで尚且つ、生活保護を受給されている方のみに限定した賃貸住まいの提供を開始したわけです。千葉県は国内有数の高齢者数を記録しており、全人口の約40パーセントもの割合を占めています。賃貸は公団となっており、船橋・松戸・銚子市の3か所で計5万戸を用意しました。

通常の県営住宅であれば2LDKで家賃が3万円必要ですが、高齢者だと無料です。そしてさらに付与をしてるサービスもあり、これが宅配弁当というものになります。一種の仕出し弁当であって、毎日1回担当スタッフが各部屋を回って配布をされているわけです。400名以上の規模となる公団では、施設内に厨房を用意して担当スタッフが自作をされるようにもなりました。

千葉でこれほど手厚いフォローができるのは、毎年の税金収入が大きいからです。約1億円の支援を国からも受けており、介護支援法の施行のいい例といわれます。